SanDiskのMicroSDカード、ネットでは偽物の噂が多数出回っていますが、幸いYahoo!ショッピングでは外れを引かずにやってきました。
Yahoo!ショッピングの物も正真正銘の本物かどうかはわかりませんが、少なくとも容量偽装や速度は問題ないものでした。
偽物判定は他のサイトのほうが詳しいので「SanDisk 偽物」で検索してください。
今回メルカリポイントが溜まってきたので何か使い道はと考えた結果がSanDiskのMicroSD256GBでした。
フリマサイトでは偽物が多いとのことでしたが、個人出品者から「Amazonで正規品を購入しました」というものがあったので、これなら大丈夫かと思い買ってしまいました。
Amazon正規品と期待していましたが、残念ながらこれがごまかされやすい偽物でした。(実際にはメルカリの制度に救われたので後述します。)
買った商品はこちら ↓ すでに開封済みです。
パッケージとしては100MBなのにカードの上半分が赤い帯?という疑問はありました。
100MBだと白い帯でA1記載の無いもの多いです、多分…。
パッケージ裏 ↓
裏なんて見ても全くわかりません。
中を取り出したところ ↓
これでもまだわかりません。
裏 ↓
ここへ来て偽物の疑惑が一気に浮上します。
通常は裏に薄いフィルムが貼ってあり、めくらないとカードを取り出せません…。
でもこれはカードがむき出しです。
そしてMicroSDカードの比較 ↓
左が今まで使っていた128GBで(おそらく本物)、右が今回購入したした偽物
デジカメだと色合いが結構違いますが肉眼だとツヤがあるかないかくらいしかわかりません。
ただ偽物のほうが塗装がデコボコしています。
裏面 ↓
左が今までの128GB(おそらく本物)、右が偽物。
他のサイトの情報にあるように、横長に置いて文字が横だと偽物らしいです。
本物は縦長において文字が横になるらしい。
使うかどうかわからない変換アダプター ↓
これは偽物でも何でも性能に大差ないと思われます。
一応裏面 ↓
結局のところ偽物を一つだけ渡され見分けろと言われても難しいですね。
そしてお決まりのPCでの確認です。
このMicroSD▶USB3.0カードリーダー▶USB3.0ポート、でテストしています。
画像上:不良セクタはありません。
画像左:速度ですがWriteは意外とこんな物も多いです。Readは明らかに遅いです。100MB/sの商品が16MB/sって。
画像右:容量の偽装はありません。書けるのはきっちり256GB書けます。
ただし読み取りテスト側でエラーが発生。書いたデータが後で読めないとは恐ろしい!
だいたいH2testwで256GBをテストするのに合計12時間半は無いでしょ。
H2testwのエラーを見ると28.2GBがOKとなっています。
これに関してですが、書き込み速度に関しても32GB程度までは意外と速く20MB/sくらい出ますが、そこから一気に2MB/s以下に落ち込みます。
256GBのうち、32GBはそこそこのNANDを用意して、残り大半は粗悪品。
Amazonで正規品と信じて買った人はとりあえず何かデータを書き込んでも気づかず良い評価を書き、しばらく使ってから不良品であることに気付くパターンですね。
「偽物を買った」とありますが、「メルカリの制度に救われた」とも書きました。
メルカリでは偽物の取り扱いを禁止しており、偽物とわかった時点で出品者に返品返金を求めることが出来ます。
これに応じなかった場合IDが停止されるので、個人で本人確認まで行っている人は、別のIDを取得しても本人確認で利用NGが出るため今後利用メルカリを利用できなくなるため、申し入れに応じるしかありません。
出品者の方も詳しく状況を説明したところ、快く返金に応じて頂き、今回はある意味事なきを得ました。
ありがとうメルカリ! そして良識ある出品者!
みなさんも甘い言葉と偽物にお気をつけください。